裁判所が広西有色金属集団の破産決定

　中国新聞社によると、広西チワン族自治区南寧市中級人民法院（裁判所）は、同自治区でかつて非鉄金属のリーディング企業だった広西有色金属（非鉄金属）集団の破産を決定した。

　同社については深刻な資金不足による満期到来債務の弁済不能、さらに全債務の弁済のための資産の不足により、南寧市中級人民法院が２０１５年１２月にいったん破産・会社更生を決定。その後、法定の更生期限内に更生側が更生計画の草案を提出できなかったため、今回の破産決定に至った。広西チワン族自治区国有資産監督管理委員会が２７日明らかにした。中国国営新華社通信（電子版）が伝えた。

　広西有色金属集団は０８年７月に開業・設立された自治区直属の大型国有独資（１００％出資）企業。（ＲＰ＝東京）