小麦粉メーカーが経営する「ピッツァ大学」 消費者にノウハウを叩き込む狙いは? (1/3ページ)

2016.10.9 06:00

 欧州の某農機具メーカーのデジタルマーケティング担当に聞いた話だ。畑でトラクターを運転しながら、畑やトラクターを画像にとりインスタグラムやツイッターに投稿する人が増えている。

 「どうだ、俺の畑、すごい立派だろう!」「最新鋭のトラクターだぜ!」との自慢のやりとりだ。

 もちろん、「マシーンのこの部分が調子悪いんだけど」と仲間と相談するためにも使われるという。

 ただ、その時に使うスマートフォンのユーザーインターフェースと違い、あまりにトラクターの運転席にある操作盤が武骨すぎると、違和感がある。武骨だからこそプロ的でカッコイイこともあるが、もう少しスマートでもいいだろう、と思うこともあるらしい。

 「B to B分野でもB to Cの感覚を求められていますよね」というセリフがよく聞かれる。上記のエピソードは、こういうセリフの背景を説明している。

 ことはインターフェースに限らず、ビジネス全体の感覚にも及ぶ。イタリアの小麦粉のメーカー、モリーノ・グアイア社は、この距離感を短縮するのに努めている企業だ。

 小麦粉のメーカーである。年商4千万ユーロ、従業員32人、市場は90%が国内、海外はオーストラリア、英国、フランス、ハンガリー、ルーマニア、アラブ首長国といった国々だ。

 同社は1914年の創業だが、三世代目が今世紀に入って進めている路線は見事だ。

ピッツァ職人の質の向上だけが直接のターゲットではない

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