【高論卓説】日中が「なじみの友達」になるために 民間交流で相互理解を深めよ (3/4ページ)

 一方、日本への中国人旅行客は増えても、日本人が中国人と接触する機会はそう増えていない。これまで中国人観光客は団体旅行が中心で個人レベルでの接触は少なかった。団体行動はどうしても目立つし、メディアの発信する中国関連情報は悪いものが多く、印象も悪くなりがちだ。

 14年11月北京においてアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開催された。日中両首脳の初めての会談の際、習近平主席が安倍晋三総理を迎えたときのぎこちない写真が印象に残っている。習主席は「一回生、二回熟」と話しかけたとされる。「初めて合うときは見知らぬ同士でも、2回目からはもうなじみの友達仲間」という意味だ。

習主席が安倍総理を迎えたときも、なじみの友達を迎えているようには見えなかった