【サムスン欠陥スマホ】損失3200億円に 来年3月までの見通し発表「マイナスの影響続く」

  • 発火して破損したサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート7」=9日、米バージニア州(ショーン・ミンターさん提供、AP)

 【ソウル=名村隆寛】韓国のサムスン電子は14日、欠陥が判明した新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」の生産・販売停止による損失が、2016年10~12月期と17年1~3月期までで、計3兆5千億ウォン(約3200億円)前後に上るとの見通しを発表した。

 サムスンは、損失を10~12月期に約2兆5千億ウォン、1~3月期に約1兆ウォンと見込んでいる。12日には、16年7~9月期決算の速報値で、営業利益を5%増益の当初の約7兆8千億ウォンから約5兆2千億ウォンに下方修正した。同社は「販売停止で予想されるコストは7~9月期に全て反映させたが、10~12月期以降もマイナスの影響は続く」と予想。業績見通しがさらに下方修正される可能性もある。

 サムスンは、ノート7による損失を、3月に発売した「ギャラクシーS7」や「S7エッジ」などの販売拡大で補うという。