デザイナーの名前より時代のスタイル アンティークに新潮流 (1/3ページ)

2016.10.30 06:00

 ミラノ市内のデザイン商品のアンティークショップを何軒か巡っていると、どの店でも共通の話題が出た。

 「デザイナーの名前で商品が売れることが少なくなった。無名のデザイナーでいい。それよりも50年代とか、ある時代のスタイルを求めるお客さんが多い」

 ヴィンテージ市場と新品市場は性格や売れ筋も違うが、デザイナーの名前でそのまま商品が売れる、ということがどちらの市場でも少なくなっている。ことはイタリアに限らない。日本でも似た話は聞く。

これまでマエストロのストーリーと肖像写真が一緒に記載されていれば、ある一定の数の商品は動いた。そのために名のあるデザイナーに仕事が集中し、知られたデザイナーの名前は市場でも威力を発揮した。

 しかし、人々が名前に飽きてきたらしい。更にいえば、付随するストーリーにもさほどの魅力を感じなくなってきた。いわば売れるブランドを作る方程式に沿った商品に食指がのびない。

 かといって何も参考になる情報がないモノを、自分だけの感性で購入を決められる人は少ない。何らかの手がかりは欲しいものだ。すると国や地域あるいは時代が、一つの指標になってくる。

 アンティークであれば、例えばスカンジナビアのテイストがある、1930年代の様式に属している、といったことがカテゴリーとなる。

 この動向の変化をどう読めばいいのだろう。

あえてブランド品のコピーを買う理由とは…

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