インドで空気清浄機の販売好調、パナは年4倍ペース 大気汚染が深刻化 (1/3ページ)

ニューデリー市内の電気店で売られる空気清浄機=17日(岩田智雄撮影)
ニューデリー市内の電気店で売られる空気清浄機=17日(岩田智雄撮影)【拡大】

深刻な大気汚染 パナ、年4倍ペース

 大気汚染が深刻なインドで、日本製の空気清浄機の需要が高まっている。毎年、気温が低下するこの時期になると、大気が真っ白なスモッグに覆われる日が目立つことに加え、市民の健康への関心は年々高まっていることから、メーカーによっては、この2年間、販売台数が毎年4倍に拡大している。

 「今年は昨年よりいっそう、売れているね。この大気汚染だから」

 ニューデリー市内で高級品を扱う市場、カーン・マーケットの電気店主、スリンダー・パル・メーラさんはこう話す。

購買客は“裕福層”

 マーケットにはパナソニック、シャープ、ダイキンといった日系に加え、欧州のメーカーの商品がずらりと並ぶ。売れ筋の価格帯は2万5000ルピー(約4万円)~3万5000ルピーと、庶民にはやや高価で、購買客は比較的裕福な層になる。

 フィリップス(オランダ)が市場で先行しているが、パナソニック・マーケティング・インドによれば、2012年に販売が始まったパナソニック製品は一昨年から昨年、昨年から今年にかけて、販売台数がそれぞれ4倍になっている。特に、この11月だけで、昨年1年分の台数が売れた。