安倍首相の記者会見詳報 「オバマ大統領に感謝」「TPPは米国抜きでは意味がない」 (6/8ページ)

 今般のTPP首脳会合では、TPP協定の高い戦略的、経済的価値が改めて確認されました。米国の大統領選挙後の状況受けて、国内手続きを遅らせたり、あるいはやめようという国は一国もなかったのであります、今国会で承認が得られるよう全力でとりくむとともに、あらゆる機会をとらえて他の署名国に国内手続きについて早期の完了をはたらきかけていく考えです。米国抜きでTPP発効を目指すという意見については、12カ国の会議では、そのような議論にならなかった。TPPは米国抜きでは意味がない。再交渉が不可能であると同様、根本的な利益のバランスがくずれてしまいます、米国新政権の方針について現段階で予断もってコメントすることは差し控えたいと思います」

 --今回の訪問の目的は

 「3年前の訪問はIOC(国際オリンピック委員会)総会において、東京オリンピックパラリンピック招致のための訪問でありました。あの時、最後の瞬間まで開催都市がどこになるか。分からない緊張感の中で会長の発表を待ったわけですが、東京という発表、今でも記憶に残っています。あの時の感動とともにこのブエノスアイレスの美しい街並みを思い出します。今回はアルゼンチンへの公式訪問であります。日本の総理大臣としては57年ぶりの公式訪問ですが、大変感慨深いものがあります。マクリ大統領とはさきほど首脳会談において、大変意義深い、有意義な意見交換を行うことができました。