【大学発　日本　人と技術】日本を支える研究活動と技術開発 (3/5ページ)

　緑の文化園・むろいけ園地を舞台に、フィールドゲームやトレーディングカード、プロモーションビデオ、ゲームアプリを連動した企画。学生がプロスタッフの協力のもと、デジタルコンテンツを作成する「電ｃｈ！（でんチャン）」プロジェクトに所属する教職員や学生が、知識やノウハウを生かしながらカードゲームやアプリ、動画を制作している。

　イベント初日、むろいけ園地には１００人を超える参加者が訪れ、散策を楽しみながら生き物に関するクイズに挑戦する家族連れの姿が見られた。今後、季節ごとにクイズやカードの種類を変えながら土・日・祝日に開催する予定。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

　■「深谷市産業祭」に学生のプロジェクトが参加

　≪埼玉工業大学≫

　１１月５、６日に開催された深谷市恒例の秋の祭典「深谷市産業祭」に、「米と日本酒（米作り、そして日本酒へ）プロジェクト」が市内の老舗酒蔵（丸山酒造、滝澤酒造、藤橋藤三郎商店）とともに参加。４種類の地酒を飲み比べるイベントにも出店した。この産業祭は地元の団体や大学、学校などが多数参加し、商店街と連携して深谷市の産業を発信するイベント。

　埼工大の特別純米酒「瞬喜道（しゅんきどう）」四代目は、深谷市の農家と丸山酒造の協力により、学生が米作りを体験し、収穫した米を使って酒蔵で仕込んだオリジナルの日本酒。

　今回、瞬喜道の販売だけでなく、トークーショーに学生の代表が登場し、田植えから稲刈りまでの稲作体験や、酒蔵での酒造り体験談を語りながら、瞬喜道を紹介した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇