■学生の視点で入浴の魅力を伝える ノーリツと連携 「おふろ部」の活動スタート
≪東京都市大学≫
おふろ好きな人を増やそうと、ノーリツ(社長・國井総一郎氏)と連携した「おふろ部」の活動をスタートした。単身者向け住宅の普及といった浴室環境の変化や時間の節約を理由に、若者の入浴離れ(シャワーのみ)が進んでいることから、学生の視点を生かし入浴の魅力を伝える。
活動の中心は学生が記事を作り、ウェブサイト(http://ofurobu.com/)で発信すること。入浴と健康づくりを研究する人間科学部の早坂信哉教授と同社が「入浴を通じた健康な社会づくり」を目指して学生を募った。入浴習慣のある人は要介護状態になりにくいといった報告もあるという。
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■地産地消でものづくり 小屋プロジェクトで調印
≪工学院大学≫
東京チェンソーズ(代表取締役・青木亮輔氏)、結設計室(代表取締役・関谷真一氏)との間で間伐材購入協定を締結し、建築学部の学生を中心に地元多摩産の木材を活用した八王子キャンパス内の整備を手がける活動を開始した。
活動開始に先立ち、今年3月には東京都西多摩郡桧原村で間伐の現場や製材工場の見学を行っており、年度内をめどに第1号となる対象建物の設計を進めていく計画。
八王子市にキャンパスを構えて50年余り。キャンパス内には複数の老朽化した倉庫などの建物が点在しており、今回の協定はこうした現状を打開するのが狙いという。
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