10月の給与総額3カ月ぶりプラス 緩やかな増加傾向が続く

2016.12.7 06:01

 厚生労働省が6日発表した10月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、基本給や残業代などを合計した1人当たりの現金給与総額は、前年同月比0.1%増の26万6802円で、3カ月ぶりに増加した。厚労省は「賃金の緩やかな増加傾向が続いている」としている。9月は速報値で0.2%増だったが確報値で横ばいに修正された。

 物価の影響を加味した実質賃金は前年同月と同水準だった。実質賃金の算出に使う10月の物価指数が0.1%上昇にとどまったことが影響した。

 基本給などの所定内給与は、0.3%増の24万655円。残業代などの所定外給与は1.4%減の1万9681円だった。厚労省は「所定外の労働時間が1.7%減っており、長時間労働抑制の取り組みの影響があり得る」とみている。

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