日本車に逆風 ミャンマーの中古車輸入、左ハンドルに限定 業者ら反発 (2/2ページ)

ミャンマーの最大都市ヤンゴン中心部の道路渋滞(ブルームバーグ)
ミャンマーの最大都市ヤンゴン中心部の道路渋滞(ブルームバーグ)【拡大】

 右ハンドル車を対象から除外する措置に関しても、反対の意見が上がる。中古でも高い信頼性で人気のある日本車の締め出しにつながるからだ。ミャンマーの自動車製造販売協会の幹部は「この規制は韓国車や中国車には有利だが、両国の車は日本車ほど品質が高くない」と牽制(けんせい)した。

 また、ヤンゴン市当局も自動車の購入希望者が入札で車両購入権(COE)を取得する「シンガポール方式」の自動車抑制策の導入を検討している。これに対し、「小国では有効だが、人口が多いミャンマーでは機能しない」という声が上がるなど、評判は今一つだ。

 インフラ整備が遅れていることこそが渋滞の原因だとする指摘もあるなか、中央政府とヤンゴン当局は今回の規制をいつまで実施するのか。中古車輸入業者らは気をもんでいる。(シンガポール支局)