道路で太陽光発電 来年にも商品化 (1/2ページ)

2017.1.4 05:00

仏トゥルーヴルに建設中の「ワットウェイ」(コラス提供)
仏トゥルーヴルに建設中の「ワットウェイ」(コラス提供)【拡大】

 太陽光発電が可能な道路が、あなたの暮らす街にも登場するかもしれない。

 フランス建設大手ブイグ傘下の道路建設会社コラスは、18輪トラックの重量にも耐え得る丈夫な太陽光パネルを開発し、これを道路の路面へ設置する技術の開発に取り組んでいる。約5年に及ぶ研究と試験を経て、コラスは現在、「ワットウェイ」と呼ばれるシステムの2018年初の商品化を目指し、100カ所の野外試験場を建設中だ。

 同社のワットウェイ開発チームのフィリップ・ハレル最高技術責任者(CTO)は「道路にもう一つの役割を与えたかった。農業用の土地が太陽光発電に利用されているのだから、道路も太陽光発電に使えるはずだと考えた」と語る。

 太陽光発電のコストが急落し、太陽光パネルは次第に身近なものに組み込まれるようになってきている。米電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズは16年10月、屋根タイルと一体化した太陽光パネルを発表し、投資家らを驚かせた。建物の外壁に太陽光パネルを組み込む企業もある。

 コラスは、数種類のプラスチックを層状に重ねて、交通の重量に耐えられる耐久性のあるケースをワットウェイに採用。ケースの中の太陽光パネルは屋根に使われるようなごく普通のものだ。電気配線は道路に埋め込まれ、ワットウェイの表面には破砕ガラスで滑り止め加工が施される。

 10月には仏ノルマンディー地方のトゥルーヴルに、実験場となる長さ1キロの道路の建設を開始。コラスによれば、同実験場に敷き詰められた太陽光パネル2800平方メートルの発電量はピーク時で280キロワットと、人口5000人を擁するこの町の公共照明を1年間賄える量になるという。

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