4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比60・40ドル高の1万9942・16ドルで取引を終えた。米経済の先行きに対し楽観的な見方が広がり、2万ドルの大台に近づいた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は47・93ポイント高の5477・01だった。
ダウ平均は、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の2016年12月の米新車販売台数が好調だったと伝わったことなどから買い優勢となった。トランプ次期米大統領の経済政策に対する期待感も引き続き相場を支えた。
個別銘柄では、スポーツ用品のナイキや金融・旅行のアメリカン・エキスプレス、娯楽・メディアのウォルト・ディズニーの上昇が目立った。
同日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、1ドル=117円前半で取引された。午後5時現在は前日比50銭円高ドル安の1ドル=117円19~29銭をつけた。ユーロは1ユーロ=1・0484~94ドル、122円96銭~123円06銭だった。(共同)