「戸外」に目を向けたイタリアデザインの新潮流 スタートアップが生み出す (1/3ページ)

2017.1.8 06:00

 昨年の暮れ、2日連続でイタリアのスタートアップ企業にインタビューをした。ある雑誌の連載記事のための取材である。偶然かもしれないが、いくつかの共通点があった。

 一つ目はモノを作る会社であること。

 「ベンチャーキャピタルの人たちもネット系のネタには飽きている。モノが溢れかえっているからモノに期待がないというのは嘘」と説明する。

 二つ目は日常生活で使うモノであること。

 「我々の日常生活で欲しいものはまだまだある。単にそれらが何なのか消費者が気づいていないだけだ」と、自分たちこそビジョンをうちたてることができる、との自信に満ちている。

 三つ目は戸外で使用するモノであること。

 「家の中には確かにモノが多い。しかし、家は基本的に食事と寝るところ。昼間の多くの時間を費やす外での生活を心地よく過ごすためのモノは少ない」と言われ、ぼくはハッとした。

 メイド・イン・イタリーは、インテリア家具や雑貨、ファッション、食品といった領域を強みとしてきた。どれも日常生活に密着しており、イタリアデザインは質の高いライフスタイルを礎にするために世界で評価が高い、と論じられてきた。

 上記のスタートアップの1社の創業者は、「それらはイタリアの高度成長期に伸びた古臭いジャンルだ。ぼくたちは20年後にリーダー的な存在であることを考えている。とすると外出先で使えるモノを向けることなんだ」と語る。

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