グーグル FCAと共同開発の最新型自動運転車、月内に米で公道実験

 米IT大手グーグルは8日、欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と共同開発した最新型の自動運転車の公道走行実験を月内に米国で始めると発表した。グーグルの自動運転車部門ウェイモのジョン・クラフチック最高経営責任者(CEO)が米デトロイトで講演し、明らかにした。

 グーグルはハンドルやアクセル、ブレーキの操作が一切いらない完全自動運転車の開発を目指している。FCAと共同開発を進めているほか、ホンダとも共同研究に向けた検討を始めている。

 公道走行実験はカリフォルニア州とアリゾナ州で行う。自動運転車はFCAのミニバン「パシフィカ」がベースで、車体には高性能のセンサーシステムを搭載。多数の車が停車している駐車場などでも歩行者の存在を把握できるという。

 クラフチック氏は、センサーシステムについて「数年前までは7万5000ドル(約880万円)だった価格を90%以上削減した」と説明した。(デトロイト 共同)