中国、昨年の乗用車販売15.9%増 3年ぶりの高水準

2017.1.11 05:57

昨年11月に開かれた広州国際モーターショー。昨年の中国自動車市場は小型車減税の効果で3年ぶりの伸び率を記録した(ブルームバーグ)
昨年11月に開かれた広州国際モーターショー。昨年の中国自動車市場は小型車減税の効果で3年ぶりの伸び率を記録した(ブルームバーグ)【拡大】

 中国全国乗用車市場情報連合会(全乗連)が10日発表した2016年の乗用車販売台数(小売りベース)は前年比15.9%増の2390万台と、過去3年で最も高い伸びを記録した。小型車の減税効果が、ゼネラル・モーターズ(GM)や長城汽車などメーカー各社の販売実績を軒並み押し上げた。

 中国政府が15年10月に小型車の税率を10%を5%に引き下げたことにより、16年の乗用車販売は、中国が年間2000万台の新車販売を世界で初めて記録した13年以来の伸びとなった。

 昨年の場合、小型車減税(税率5%)の利用により米フォードモーターのセダン「エスコート」の新車にかかる数カ月分のガソリン代に相当する金額を節約できたため、16年末の期限切れを見据えて小型車を前倒し購入する動きが加速していた。

 業界団体、中国自動車流通協会事務局長の肖政三氏は「世界最大の中国自動車市場は健康を維持するため投薬を続ける巨人のようなものだ。(減税なしの)自力で成長を続けられるほど健全ではない」と指摘した。

 アナリストらは、保護貿易色の強いトランプ次期米大統領の就任により、今年、米国市場で初の年間販売の減少を記録する一方、中国でも小型車の減税幅が従来の10%から7.5%に縮小し、自動車各社は世界の2大自動車市場で需要減少に直面することになるとみている。

 専門家の間では、17年には中国の自動車需要が落ち込み販売の伸びは4~5%にとどまるとの見方も出ている。

 全乗連によると、スポーツ用多目的車が44%増の880万台と、セグメント別で最も急激な伸びを示した。セダンは5.4%増の1210万台だった。(ブルームバーグ Yan Zhang)

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