麻薬栽培地帯がコーヒー農園に タイ王室の少数民族支援事業 (1/2ページ)

2017.1.17 05:00

コーヒーの実を収穫するアーコンさん=2016年12月、タイ北部チェンライ県(共同)
コーヒーの実を収穫するアーコンさん=2016年12月、タイ北部チェンライ県(共同)【拡大】

 世界有数の麻薬の栽培地帯だったタイ北部の山あいが、コーヒーの産地に様変わりしている。貧しさからアヘンの原料となるケシ栽培に手を染めていた少数民族が、タイ王室の支援事業をきっかけにコーヒー生産に携わるようになった。民間企業も参入し、日本など国外にも販路を広げ始めている。

 タイ、ミャンマー、ラオスの国境にまたがる麻薬生産地「黄金の三角地帯」の一部だったタイ北部チェンライ県の山間部。

 「今はコーヒーの木が生い茂っているが、以前はケシの栽培が盛んで山が荒れ果てていた」

 20年ほど前からコーヒー農園で働く少数民族のアーコンさんが振り返った。

 鎮痛作用があるアヘンは薬代わりに使われたことからケシ栽培が広がり、現金収入を目当てに密輸も横行した。状況を改善しようと、プミポン前国王(昨年死去)の母が設立した「メーファールアン財団」が1989年にコーヒー栽培を開始。土地の名を冠した「ドイトゥン・コーヒー」として売り出した。

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