サムスン、発火ダメージ少なかった? 最終利益2倍強 半導体・モバイル貢献 (1/2ページ)

 韓国サムスン電子が24日発表した昨年10~12月期(第4四半期)の最終利益は6兆9200億ウォン(約6726億円)と、前年同期の2倍強に膨らんだ。堅調な半導体販売とモバイル事業の業績回復に支えられた増益で財務基盤に余裕が生じた同社は9兆3000億ウォンの自社株買いを実施する。

 同社によれば、売上高は53兆3000億ウォン、営業利益は9兆2200億ウォン。半導体メモリーやテレビ用パネルの価格上昇も利益を押し上げ、スマートフォン向けディスプレーの需要拡大とウォン安が部品事業の追い風となった。

 同社最大の利益の源泉である半導体部門の営業利益は4兆9500億ウォン。前年同期は2兆8000億ウォンだった。半導体メモリーの需要増が供給を上回り、価格が上昇。モバイル部門の営業利益は2兆5000億ウォン。7~9月期の記録的低水準から回復した。

 有機ELパネルや液晶ディスプレー(LCD)を含むディスプレーパネル部門の営業利益は1兆3400億ウォンとなり、前年同期の3000億ウォンから増加。主にモバイル機器に使用される有機ELパネルの恒常的な供給不足が続き、利益が増加した。

「根強いリスクにさらされているにもかかわらず、利益は良く持ちこたえている」