金正男氏殺害 国際手配された北朝鮮籍の男4人、すでに平壌に帰国か

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件で、 マレーシアの中国報(電子版)は19日、国際手配された北朝鮮籍の男4人はインドネシアのスラバヤ、ドバイ、ウラジオストクを経由し17日に平壌に到着したと報じた。事実なら真相解明は難航しそうだ。

 記者会見したマレーシア警察副長官によると、リ・ジヒョン(33)、ホン・ソンハク(34)、オ・ジョンギル(55)、リ・ジェナム(57)の4容疑者は、1月末から2月上旬にかけて一般旅券で入国し、事件当日の13日にマレーシアを出国した。出国先は明らかにしなかった。

 警察はこれまでに実行犯とされる女2人と、交際相手の男、さらにマレーシアに住んでいた北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル容疑者(46)を逮捕したが、副長官は具体的な容疑は明らかにしなかった。出国した4人が犯行の計画、監視役で、ジョンチョル容疑者は補助的な役割だったとの見方が出ている。(共同)