ネット接続車セキュリティー機関を設立 奇虎360など複数業界協力 (1/3ページ)

2017.2.22 05:00

「2016中国コネクテッドカー応用産業大会」で、運転の模擬体験を行う来場者。セキュリティー面の対策も進みつつある=2016年4月、浙江省杭州市(中国新聞社)
「2016中国コネクテッドカー応用産業大会」で、運転の模擬体験を行う来場者。セキュリティー面の対策も進みつつある=2016年4月、浙江省杭州市(中国新聞社)【拡大】

 ■遠隔操作や情報漏洩防止

 中国のセキュリティーソフト大手、奇虎360科技は、上海で昨年11月に開催した情報セキュリティー技術関連の大会で「360コネクテッドカー(インターネット接続車)セキュリティーセンター」を設立したと発表。これは、大学や自動車・部品メーカーなどが共同で立ち上げたもので、ネット接続車のセキュリティーを管理する中国初の複数業界協力機関となっている。

 ◆ハッキングの危険性

 インターネットや人工知能(AI)、無線ネットワーク、クラウドコンピューティング、ビッグデータといった技術の応用が進むに伴い、自動車はスマート化やネットワーク化が進み、全てのものがインターネットにつながる時代の代表的なスマート端末となった。現在、自動車には25から200種類のECU(電子制御ユニット)が備わっており、高級乗用車には144のECUが接続され、プログラムコードは6500万行、自動運転車になると2億行を超える。4、5年後には自動車1台が毎日約4000ギガバイトのデータを生み出すという。

 今回設立されたセキュリティーセンターの専門家、劉健皓氏は「自動車で使用されるコンピューティングやネット接続のシステムは、既存の仕組みを使っており、システム従来のセキュリティー欠陥も引き継いでいる。自動車にECUやその接続部分が増えるにつれ、ハッキング箇所は大幅に増加。特に通信網がインターネットに接続してクラウドにアクセスするようになってからは、計算、制御、センサーの各接続部分にセキュリティーの弱点があり、ハッカーに攻撃される可能性が高まっている」と指摘する。

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