クアルコム、サムスンと公取委に疑念 独禁法制裁金取り消し要求 (2/2ページ)

 公取委はクアルコムに制裁金を科したほか、ライセンス慣行の是正を求めていた。クアルコムは利益の大半を技術ライセンス供与で得ているが、こうした技術はあらゆるスマホに必須のものだ。スマホ世界最大手サムスン電子はクアルコムに多額のライセンス料を支払っている。

 クアルコムはこれまで、同社最大の顧客、米アップルと係争中のライセンス料の問題で、顧客や競合他社が規制当局に影響力を行使し、有利なライセンス条件を確保しようとしていると主張する方針だ。

 クアルコムは昨年7月に公取委宛ての書簡で、サムスン側が開催した会議に公取委のキム氏が出席し、事件の詳細がクアルコム側の出席のないまま議論されたと訴えたという。

 中国で同様のライセンス紛争を抱えていたクアルコムは昨年12月、ライセンス料の引き下げで中国当局と合意した。(ブルームバーグ Ian King)