24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅続伸し、前日比11・44ドル高の2万0821・76ドルと終値の最高値を11営業日連続で更新した。1987年1月以来約30年ぶりの連続記録。トランプ米大統領の経済政策への期待が根強く、引き続き相場を支えた。
米長期金利の低下を受けて高配当の株式が買われ、幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も3・53ポイント高の2367・34と最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合指数は9・80ポイント高の5845・31と反発した。
ダウ平均は朝方、欧州の株安や原油先物の値下がりを嫌気して、売り優勢となった。週末を控え当面の利益を確定させるための売り注文も出て、午後に入ってもマイナス圏で推移した。
(共同)