「特産松阪牛」「米沢牛」など4品目が新たに保護制度GIに登録 計28品目に

2017.3.3 10:37

 農林水産省は3日、地域の農産物などをブランドとして保護する「地理的表示保護制度(GI)」の対象として、三重県松阪市などで生産される「特産松阪牛」、山形県米沢市などの「米沢牛」、岩手県奥州市前沢区の「前沢牛」など、計4品目を新たに登録したと発表した。GIは2015年12月から登録が始まり、計28品目となった。

 和牛では、兵庫県内で生産されている「但馬牛」と「神戸ビーフ」が登録されている。和牛は海外の富裕層を中心に人気の高く、GIによって模倣品の流通減少につなげたい考えだ。

 特産松阪牛は900日以上の長期にわたる肥育で、きめ細かい脂肪が入った品質の高さが評価された。米沢牛は明治初期に居留外国人からの評判で知名度が広がったことや米沢牛駅弁が120年の歴史を誇るなどの伝統が決め手となった。前沢牛は全国肉用牛枝肉共励会で全国最多の名誉賞(農林水産大臣賞)を受賞するなど、品質に定評がある。

 このほか、愛知県西尾市と安城市で生産されている「西尾の抹茶」が登録された。農水省は2020年までに各都道府県で最低1産品の登録を目標に掲げている。

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