【Sakeから観光立国】北京のイベントで日本の魅力発信 (1/2ページ)

2017.3.3 05:00

中国・北京市内で開かれたイベント「東瀛匠心」(日本の匠の心)で、日本からの専門家らと招聘(しょうへい)者らとのパネルディスカッション
中国・北京市内で開かれたイベント「東瀛匠心」(日本の匠の心)で、日本からの専門家らと招聘(しょうへい)者らとのパネルディスカッション【拡大】

 □平出淑恵(酒サムライコーディネーター)

 先月25、26の両日、中国・北京市の大型商業施設「U-TOWN」で、日本各地へ中国人観光客を誘客するイベント「地域の魅力海外発信支援事業(北京)」が開かれた。中国語タイトルは「東瀛匠心」で「日本の匠の心」という意味だ。筆者は日本酒セミナーの講師や、消費者向けの利き酒会の解説役などを務め、中国の人たちの日本への関心の高さを肌で感じる貴重な機会となった。

 24日には北京市内のホテルで前夜祭「ジャパンナイト」が行われ、横井裕駐中国大使や日本の伝統文化について多くのプロジェクトを実施している元サッカー日本代表、中田英寿氏らが顔をそろえた。

 翌日のイベントの冒頭では、野上浩太郎内閣官房副長官が東日本大震災や熊本地震への中国からの支援に感謝し、中国人観光客への期待を語った。今年が日中国交正常化45周年の節目であることにふれ、さらなる日中関係の飛躍を祈念していた。

 中国ではインターネットによる情報発信が想像以上に大きな影響力を持つ。このため今回は事前に、大きな情報発信力を持つ中国人専門家を、日本各地の酒蔵や工芸品の工房に招き、地方の魅力を発信してもらった。加えてイベント会場を、一般消費者が多く集まる大型商業施設としたことで、専門家と消費者による日本の情報発信という、丁寧な中国市場へのアプローチとなった。

 イベントの来場者は25、26日の2日間で約1万5000人を数えた。今回企画に携わった在中国日本大使館の石川勇氏は「中国人観光客は団体旅行から個人旅行へシフトしており、ますます多くの人が日本の地方を目指す」とみている。

 「工匠精神」(匠の精神)という言葉が昨年、中国の流行語大賞になり、会場では佐賀県有田町から参加した有田焼の職人がろくろを回すのを、熱心に見つめる中国の人たちがいた。

今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。