「印マイナンバー」漏洩多発 行政電子化進めるモディ政権痛手 (1/2ページ)

2017.3.3 05:00

インド固有識別番号庁が発行しているアドハーのIDカード(ブルームバーグ)
インド固有識別番号庁が発行しているアドハーのIDカード(ブルームバーグ)【拡大】

 インド版のマイナンバー制度「アドハー」で個人情報漏洩(ろうえい)などのトラブルが相次ぎ、同制度への信頼が揺らいでいる。「キャッシュレスでデジタルなインド」を合言葉に行政手続きの電子化を進めているモディ政権には痛手となりそうだ。

 経済紙ミントによると、昨年7月から先月にかけ397件の生体認証データの漏洩があり、アドハーを所管するインド固有識別番号庁(UIDAI)は先月中旬、アクシス銀行、電子決済サービスのスビダ・インフォサーブなど3社を告訴した。

 約4年前の2013年4月にも、西部マハーラーシュトラ州政府が、南部の都市バンガロールにあるアドハーのサーバーにファイルを送信する際に30万人分のデータを完全に喪失したと報じられた。

 また、市民からは「見知らぬ他人の住所、氏名、電話番号、銀行口座を含む個人情報をメールで受け取った。送信元はインド政府だった」との報告が寄せられ、アドハーからの情報流出の可能性が指摘されている。

 昨年11月にモディ首相が不正蓄財などの違法行為対策として国内に流通する紙幣の86%を占める高額紙幣を廃止したことで、国民はアドハーに登録する必要に迫られた。

 実質的により巨大なデータベースを構築する必要が出てくると考えられるが、包括的な個人情報保護法を持たないインドでは、個人情報の盗難やデータ漏洩などが発生した際の救済策が限られる恐れがある。

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