米利上げ、アジア即応せず 各国中銀、インフレ検証・緩和維持 (1/2ページ)

2017.3.9 06:26

ムンバイにあるインド準備銀行の本部(ブルームバーグ)
ムンバイにあるインド準備銀行の本部(ブルームバーグ)【拡大】

 14、15日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが確実視されるなか、アジアの中央銀行は直ちに金融政策変更には動かない見通しだ。

 米利上げは債券利回りの上昇を招くほか、新興国通貨の一部で資金流出が懸念され、通貨安圧力が強まる。歴史的にアジアの一部中銀は、米利上げに呼応して金利を引き上げ、経済を守る圧力にさらされた。

 ただ、キャピタル・エコノミクスのアジア担当シニアエコノミスト、ギャレス・レザー氏は「アジアの中銀の大半が最近の物価上昇を検証し、金融緩和政策を維持すると考える」と主張する。ブルームバーグが最近実施した調査でエコノミストは、まだオーストラリアやインド、韓国で今年、小幅の金融緩和を行う可能性を予想している。

 アジアの主な中銀の対応をみると、中国人民銀行は景気を損なわずに資産バブルを封じ込めるため、政策金利ではなく短期市場金利を引き上げて企業の借り入れを抑制している。これによって人民元の信頼性を高め、資本流出に歯止めを掛けている。

 先月、予想外の2会合連続の金利据え置きを決めたインド準備銀行(RBI)は、2年にわたる緩和サイクルの終了を示唆した。昨年の高額紙幣廃止で痛手を受けた消費の回復を受け、RBIは2017年度(17年4月~18年3月)の急速な景気回復を見込む。

インフレ率と成長が予想通り上向けば…

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。