アラムコ上場 首相が「東京誘致」 あすサウジ国王来日、時価総額200兆円

2017.3.11 05:00

 安倍晋三首相は12日に来日するサウジアラビアのサルマン国王との会談で、世界最大の石油会社、国営サウジ・アラムコの新規上場先に東京証券取引所を含めるよう要請する方針を固めた。複数の政府筋が明らかにした。アラムコの時価総額は、上場すれば米アップルを抜き世界最大になるといわれる。首相としてはアラムコの株式を呼び込み、東証の活性化につなげる狙いがある。

 サウジが世界各地の証券取引所のうち、どこに上場するかの絞り込みに入ったことを受けた対応。ニューヨーク、ロンドン、トロントなどの取引所を検討中とされる中、首相自らが「東京誘致」に乗り出した形だ。絶対君主として国政の全権を握るサルマン氏から、前向きな姿勢を引き出せるかが焦点となる。

 サウジ国王の来日は46年ぶりで、サルマン氏の就任後は初めて。日本政府筋によると、首脳会談は13日に開く予定。アラムコの東証上場をめぐっては、世耕弘成経済産業相が昨年10月にサウジでサルマン氏を表敬した際にも呼び掛けたが、首相は「トップ自らが熱意を伝える必要がある」(政府筋)と判断し、取り上げることにした。

 アラムコの時価総額について、サウジ側は200兆円規模を見込む。米アップルは約84兆円。サウジはアラムコ株式の5%未満を放出する方針と伝えられる。

 東証での最近の新規株式公開は、昨年7月のLINE(ライン)が初値ベースで時価総額1兆289億円、同10月のJR九州が4960億円だった。アラムコを誘致できれば超大型案件になるとの見方が支配的だ。

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