韓国“貧困お年寄り”深刻化 少ない年金、肉体労働で糊口しのぐ (3/4ページ)

2017.3.13 06:13

宅配荷物を手に、地下鉄に乗るチョ・ヨン・ムーンさん。年金だけでは不足する生活費の足しにするため、低賃金の仕事に就くことを余儀なくされる高齢者が増えている=ソウル(ブルームバーグ)
宅配荷物を手に、地下鉄に乗るチョ・ヨン・ムーンさん。年金だけでは不足する生活費の足しにするため、低賃金の仕事に就くことを余儀なくされる高齢者が増えている=ソウル(ブルームバーグ)【拡大】

 韓国最大のコングロマリット(複合企業)数社で25年間働いたH・M・チョさん(63)は、同センターでこうしたコースを受ける受講者の一人。チョさんは小さな機械卸売業者でインターンの職を得たが、それを失った場合に備えてスキルを伸ばしておきたいと考えている。企業が求人広告に提示していた月額200万ウォンの給与に対し、25%の減額を申し出てインターンの職を得たという。

 政府統計局の調べでは、公的または個人年金を受給している人の割合は、55~79歳の約44%。平均支給額は月額51万ウォンで、個人年金に加入していた人はそれを大幅に上回る額を受給する一方、支給額が25万ウォンに満たない人も約半数いるという。

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 ■「定年後も働き続ける」96%

 シルバーサービスは、人口の約3分の1が60歳以上となり、年金受給年齢が段階的に65歳に引き上げられている日本でも増えている。同国でも一部の高齢者は必要に迫られて仕事を続けているが、高齢者貧困率は韓国よりもはるかに低く、多くは年金を補うために、あるいは単に現役でい続けるために、パートタイムで働いている。

 中国では、2020年までに人口の約19%が、50年までに人口の約39%が60歳を超えると、同国の人力資源・社会保障部が予測する。同国にはまだ準備のための時間が残されているものの、年金制度の不完全さや数十年にわたる一人っ子政策で崩壊した拡大家族構造を考えると、やるべきことは多い。

「知人に見られても気にせず、今の仕事に誇りを」

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