中国、ゾンビ企業処理に本腰 司法制度を年内改善へ、成長目標達成に躍起 (1/2ページ)

2017.3.18 05:40

12日、全国人民代表大会で企業破産について司法制度を改善すると表明した最高人民法院の周強院長(AP)
12日、全国人民代表大会で企業破産について司法制度を改善すると表明した最高人民法院の周強院長(AP)【拡大】

 中国当局は経営不振状態で存続している、いわゆるゾンビ企業に対し、裁判所の手続きを通じた破産処理に本腰を入れている。過剰生産能力の削減や経済成長を達成するための政策の一環だ。

 最高人民法院(最高裁)の周強院長は全国人民代表大会(全人代=国会)で12日、企業破産に対処するための司法制度を今年中に改善すると表明した。

 中国では2016年、銀行の不良債権が11年ぶりの高水準となったほか、債権が債務不履行に陥るケースが4倍余りに増えた。こうした中で当局は企業再編と破産処理に一段と注力している。

 中国は17年の経済成長率の目標を約6.5%に据えている。国営新華社通信によると、習近平国家主席は2月に共産党幹部に対し、過剰生産能力削減の取り組みにおいて、ゾンビ企業への対処が極めて重要だとの見方を示した。

 当局のデータによれば、中国の裁判所は16年、破産案件を前年比54%増の5665件受理した。資産運用会社、新岸資本によると、苦境にある中国企業の債務や不良債権の市場は3兆ドル(約340兆円)規模にも達する。

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