為替・通商政策に柔軟姿勢 米財務長官「貿易戦争望んでない」 (1/2ページ)

2017.3.18 05:35

G20デビューするムニューシン米財務長官。独財務相との会談では柔軟姿勢を見せた=16日、ベルリン(AP)
G20デビューするムニューシン米財務長官。独財務相との会談では柔軟姿勢を見せた=16日、ベルリン(AP)【拡大】

 ムニューシン米財務長官は17日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席するため、ドイツのバーデンバーデン入りした。トランプ政権の「米国第一」主義をめぐり各国当局者は不確実性に直面しているが、ムニューシン長官は同地での一連の会議や会談で為替・通商政策について柔軟姿勢を示すとみられている。

 ムニューシン長官は同会議への出席を前にベルリンで16日、ショイブレ独財務相と会談した。会談では通商問題やユーロ相場をめぐる口論をトーンダウンさせ、両国政府が協議を重ねてあからさまな衝突の回避を目指すことで一致。共同記者会見でムニューシン長官は「極めて生産的な協議だった」と表明。ショイブレ財務相も会談を「良好なスタート」と評した。

 ムニューシン長官は記者団に対し、「貿易戦争に足を踏み入れることはわれわれの望みではない」と指摘。米国の680億ドル(約7兆7130億円)の対独貿易赤字への対抗措置が必要だと指摘している他のトランプ政権当局者とは著しく対照的な姿勢を見せた。

 ムニューシン長官は米独の貿易不均衡の根底には欧州中央銀行(ECB)がドイツだけではなく、ユーロ圏19カ国全体の金利を設定するという特殊事情があるとするショイブレ財務相の主張を受け入れ、「ユーロは多くの国で使用され多くの側面から影響を受ける。単一通貨を単一国家がコントロールするわれわれのような状況とは非常に異なる」と述べた。

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