セレブ広告塔で若年層浸透 プーマのファッションブランド化戦略奏功 (1/2ページ)

2017.3.21 05:00

北京市内にあるプーマの店舗前を歩く女性(ブルームバーグ)
北京市内にあるプーマの店舗前を歩く女性(ブルームバーグ)【拡大】

 独スポーツ用品大手プーマが快走している。ソーシャルメディアを活用した新たなマーケティング戦略などが功を奏し、業績はV字回復。市場関係者からの注目が高まり、株価も急上昇している。販売不振、株価低迷にあえぐライバルの米アンダーアーマーとは対照的だ。

 プーマの2016年12月期連結業績は売上高が前年比7.1%増の36億2600万ユーロ(約4390億円)、最終利益が67.6%増の6200万ユーロと絶好調だ。株価もうなぎ上りで、過去半年間で30%以上も上昇している。

 好調の一因として考えられるのが経営資源を主力のスポーツ用品だけでなく、ファッション性に富んだ商品にも充てたことだ。2007年にグッチなどの高級ブランドを擁する仏ケリングの傘下入りを機に、ファッションブランドとして大きくかじを切り、一般の女性という新たなファンの開拓に乗り出した戦略が功を奏した。

 プーマは“史上最速のスプリンター”のウサイン・ボルト選手(30)をはじめ、数多くのアスリートが広告塔をつとめている。しかし、ここ最近では人気歌手やモデルといったセレブも広告塔に起用している。14年には人気歌手のリアーナ(29)を「ブランドアンバサダー」として起用。彼女は、何千万ものフォロワーに向けて、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムといったソーシャルメディアを駆使して情報を発信、より若い購買層にブランドが浸透することに貢献した。16年には、英モデルで女優のカーラ・デルヴィーニュ(24)を広告に起用するなど、ブランド向上に余念がない。セレブを広告塔に起用するといったマーケティング戦略も顧客の裾野拡大に一役買っている。

今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。