政府は23日発表した3月の月例経済報告で、景気判断を「一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」とし、前月までの判断を据え置いた。同様の表現は4カ月連続。
先行きは「緩やかに回復していくことが期待される」との見方を維持した。「海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある」との認識も前月から変わらなかった。項目別判断は、個人消費を前月までの「持ち直しの動きが続いているものの、このところ足踏みがみられる」から「総じてみれば持ち直しの動きが続いている」に変更した。