中国の脅しに抵抗力弱い韓国 BI分析 貿易・観光の高依存リスク (1/2ページ)

2017.3.25 06:09

24日、フィリピンのマニラ近郊で行われた中国による南シナ海の軍事化に抗議するデモ(AP)
24日、フィリピンのマニラ近郊で行われた中国による南シナ海の軍事化に抗議するデモ(AP)【拡大】

 中国のアジア地域での権益は拡張している。国内総生産(GDP)も域内のどの国よりも規模が大きい。これらを合わせると中国には、国家安全保障上の目的を達成するために行使できる恐るべき多数の経済的手段が備わっていることになる。

 この点にごく最近気付いた国が韓国だ。米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備に合意した韓国は、中国からの経済的制裁に見舞われた。ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)エコノミクスの分析に基づくと、中国の圧力に最ももろいのは韓国やマレーシアなどで、相対的に強いとみられるのは日本とベトナムだ。

 ベトナムが最も安定

 東アジアを見渡すと、韓国、日本、台湾、マレーシア、ブルネイ、フィリピン、ベトナムが中国との間で安全保障あるいは領土をめぐる紛争を抱えている。どの国・地域が中国からの提案を受け入れたり引き下がる可能性が高いか。この答えを探るため、BIエコノミクスは貿易、観光、投資、失業の4項目の指標からランク付けを試みた。

 貿易面をみると、中国が輸入制限すれば、中国との貿易黒字が対GDP比で大きい国が打撃を受ける。韓国のその割合は6%、マレーシアが7%で最も高いようだ。対中国でかなりの貿易赤字となっているベトナムは最も安全だ。とはいえ、中国は特定の製品に輸入制限を課す可能性がある。韓国がTHAAD配備に備える中、中国は健康と安全性の懸念などを理由に化粧品から温水洗浄便座に至る韓国製品の輸入を禁じた。

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