世界覆う鶏肉不足の影 ブラジル食肉不正で禁輸、鳥インフル追い打ち (3/3ページ)

2017.3.25 06:15

 規制の一部撤回も

 だが、オランダの金融大手ラボバンク・インターナショナルの食肉分野を担当するバイスプレジデント、ウィル・ソーヤー氏は、小規模の企業が輸出を増やしたとしても、価格と量の面で課題が残ると指摘する。ブラジル食肉加工大手BRFは1日当たり700万羽を生産、同JBSは570万羽を加工する能力を備えているが、クレスタ・ラハの生産量は、1日当たり26万羽にとどまる。

 インフォーマのフェラス氏は、巨大な需給ギャップを受け、輸入国は対ブラジル規制の一部撤回を余儀なくされると予想する。特に中国のように、鳥インフルエンザにより国内の生産量が落ちている国は、そうせざるをえないと指摘する。韓国は同国へ鶏肉を輸出する企業に不正がないことが明らかになり、規制を解除済みだ。

 米家禽(かきん)鶏卵輸出協会代表のジェームズ・サムナー氏は「われわれは、一部の国、とくに自国内での供給量が消費量を下回っている国が、科学的根拠に基づいて通商政策を決定するように望む。それができなければ、食料不足に苦しむ多くの人々が出てくるだろう」と警鐘を鳴らしている。(ブルームバーグ Tatiana Freitas、Shruti Date Singh)

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