高知・東洋町、川再生へ4つの堰堤改修 アユ遡上の障害除く

2017.3.28 05:40

河口から数十キロの中流域。渓相はエメラルドの淵と清らかな瀬が交互に現れる=高知県東洋町
河口から数十キロの中流域。渓相はエメラルドの淵と清らかな瀬が交互に現れる=高知県東洋町【拡大】

 高知県東部で国内屈指の清流復活を目指すプロジェクトが進められている。昨年9月、地方創生推進交付金の採択を受け、本格始動した。川再生の鍵となるのは、農業用水を川から取る4つの施設(堰堤(えんてい))の改修工事。

 同県東洋町は昨年12月、魚道が壊れるなどして最もアユの遡上(そじょう)の障害となっているとみられる下流の2つの堰堤工事に着手。今年12月には大斗橋近くの堰堤の大改修を行う。さらに流域の「牛ケ石馬ケ石峡谷」「大斗の大蛇行と沈下橋」など8カ所を「東洋町の野根(のね)川八景」として整備する。

 このほか、野根川ではこれまで産卵前のアユを保護していなかったことが翌年のアユ遡上数激減の一因と考えられることから、親アユ保護のための禁漁区と禁漁期間の規制を検討。釣り場のルールを設けるという。

 町内では観光振興に向けた人材育成として、野根川の観光ガイド(ニッポン川検定)の育成にも着手。また、野根川流域の産品を使った特産品の開発なども始まっている。

 松延宏幸町長は「まず自然を保護することが大事。住民の野根川への関心を深め、町が一つになって事業を展開していきたい。行政も予算をつけるところはつけ、民間主導で観光客を呼び込み、交流人口を拡大し、町を活性化したい」と意気込みを語った。

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