【投資講座】《外貨の活用》(1)〈今後の為替相場見通し〉大局をとらえて相場観の確立を (3/4ページ)

2017.4.3 15:29

相場のカギを握るのはドル、それともユーロかポンド?

 欧州では4、5月にフランス、9月にはドイツで国政選挙が実施されますが、与党が辛勝するとの見方が市場の大勢を占めています。英国ではメイ首相が3月29日、正式にEU離脱を通知しましたが、スコットランド行政府が2度目の住民投票を行い独立の是非を問う権限を求めるなど懸念材料もあり、ドイツが新政権を樹立する今秋まではEUと英国との交渉が進展しないとの見方もあり、ポンドの下落リスクは払しょくされていません。

 一方、日本では18年9月に安倍総裁、12月には衆議院議員が任期満了となりますが、日銀は黒田総裁が退任する同4月まで現行の緩和策を粛々と継続する公算が大きく、本邦の政局が及ぼす円相場への影響は12~15年頃と比べて小さく、円が相場のメインドライバーとなる可能性は低いとみています。ドル円が上昇基調に回帰するのか、下落基調をたどるのか、米国の金融政策はもちろんのこと、ユーロやポンドが不確定要素となって相場のカギを握る局面が度々訪れることになると思います。

金利差拡大に伴うドル高とリスク選好の円高が共存

 米連邦準備制度理事会(FRB)は3月15日の連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%引き上げました。声明文やイエレンFRB議長の会見からは、今後も緩やかな利上げが続く可能性が示唆されましたが、6月と9月の会合でも利上げが決定されると当行は予想しています。

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