アジア各国の2月輸出急増 中国の消費力回復が背景に (1/2ページ)

2017.4.6 06:21

フィリピンのマニラ港の国際コンテナターミナル。同国をはじめアジア各国の対中輸出が急増している(ブルームバーグ)
フィリピンのマニラ港の国際コンテナターミナル。同国をはじめアジア各国の対中輸出が急増している(ブルームバーグ)【拡大】

 貿易不均衡問題を抱えるトランプ米大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談が行われるのを前にアジア各国による対中輸出が急増している。中国の最終需要回復が背景にある。

 中国が最大の貿易相手国である日本の2月の対中輸出は28%増と急増し、輸出全体を押し上げた。韓国も中国向けの出荷加速が寄与し、同月の輸出は前年比約33%増と5年ぶりの伸び率となった。

 タイとマレーシアは1月の対中輸出が前年比約33%増。2月にはインドネシアで中国向けの輸出が44%近く、シンガポールでは同月65%と、ともに増加した。

 フィリピンのドミンゲス財務相は「中国は過去数カ月間、バナナを2倍以上輸入しており、われわれは満足だ」と述べた。

 とはいえ、好調な対中輸出が持続するかは不透明だ。数量ベースで増加しているとはいえ、回復の大半は資源価格の上昇を背景にした一時的な現象である可能性もある。

 中国指導部は景気刺激策に依存した経済から移行しつつ、企業や政府による過剰な債務の抑制という課題を突きつけられている。

 スイスのプライベートバンク、ユニオン・バンケール・プリベでアジア担当首席エコノミストを務めるマーク・マクファーランド氏(香港在勤)は「今年、中国の景気鈍化を見込まなければならない」と警戒する。

アジアの輸出を左右するのはトランプ大統領の存在

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