【建設・不動産】フィリピン、小規模オフィスの需要拡大 共同作業向けが人気 (2/2ページ)

首都マニラの中心部に立ち並ぶオフィスビル(ブルームバーグ)
首都マニラの中心部に立ち並ぶオフィスビル(ブルームバーグ)【拡大】

 地場不動産開発大手アヤラ・ランドのオフィス部門によると、1カ月の賃料は、同社が中央ビジネス地区に所有している小規模オフィスビルの場合で、個人スペースが1万~1万5000ペソ(約2万2400~3万3600円)であるのに対し、共同作業スペースは1人当たり8000~1万ペソとなっている。

 現在、小規模オフィスを運営する事業者数は60社だが、ここ数年はアヤラが進出するなど、大手の関心も高まっている。コリアーズは、将来有望な企業を起業時から囲い込み、成長とともにオフィスも「格上げ」してもらうのが大手の戦略だと分析している。

 個性を特徴とする共同作業スペースは、差別化が図りやすい分野でもある。今後は立地やデザインなどで開発企業間競争が激しくなっていきそうだ。(シンガポール支局)