新たな自由貿易試験区7カ所が発足 沿海から内陸に改革進行 (1/2ページ)

2017.4.11 05:00

陝西自由貿易試験区(FTZ)の発足で行われたプレート除幕式。2013年秋の上海FTZ設立以来3年余りたち、西部地域にいよいよ貿易自由化の拠点が誕生した=1日、陝西省西安市(中国新聞社)
陝西自由貿易試験区(FTZ)の発足で行われたプレート除幕式。2013年秋の上海FTZ設立以来3年余りたち、西部地域にいよいよ貿易自由化の拠点が誕生した=1日、陝西省西安市(中国新聞社)【拡大】

 中国の遼寧、浙江、河南、湖北、重慶、四川、陝西という7省・市で今月1日、新たな自由貿易試験区(FTZ)が誕生した。第1弾の上海、第2弾の広東、天津、福建に続く第3弾の発足となり、貿易自由化は沿海部から内陸部へと広がりを見せている。中国中央人民ラジオ局第1放送「中国の声」の報道番組「新聞縦横」が伝えた。

 サービス国家実現へ

 最初にFTZを発足させた上海では、投資、貿易、金融、創業・革新といった分野で新たな道を切り開いてきた。今回の7カ所ではどのようなイノベーションや試みが行われるのか。

 全体プランによると、新FTZは全て、既に発展の基礎が確立した国家級新区や園区(工業団地)を基に設立。各FTZはそれぞれ3つのエリアから構成され、面積は120平方キロ以内だ。

 また、7カ所のほとんどが中国中西部や東北地方にある。中国商務省の王受文次官は「改革は徐々に内陸部に進み、将来の全国規模での自由化に向けたリスクテストを行うと同時に、『サービス国家戦略』を実現していく」と説明。例えば新シルクロード経済圏構想「一帯一路」や長江経済ベルト発展戦略は、サービス国家戦略を実現するために必要な戦略となる。

 7カ所を個別に見ると、まず西部地域にあるのは重慶市、四川省、陝西省で、テスト実施のキーワードは「西部大開発」だ。重慶は「一帯一路」と長江経済ベルトの連動発展を重点的に推進、内陸部にある四川は(省外の)沿海部、国境地域、長江沿いの都市との共同開発戦略を進める。陝西は「現代農業」の発展を重視し、「一帯一路」沿線国家との協力を拡大するという。

 陝西FTZ楊凌エリア計画グループの責任者、閔利乾氏は「楊凌エリアでは、生産量の多いリンゴやキウイなどの輸出を推進する。現在輸出が伸びないのは、品質の標準化ができていないから。楊凌は農業科学技術普及センターとして海外の標準化認証機関を誘致し、農業の標準化を進める」と説明した。

対外開放の原動力に

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