米国務長官、シリア化学兵器めぐりロシアに強硬姿勢で対応

2017.4.11 05:00

9日、G7外相会議に出席するためイタリアのピサ空軍基地に到着したティラーソン米国務長官(AP)
9日、G7外相会議に出席するためイタリアのピサ空軍基地に到着したティラーソン米国務長官(AP)【拡大】

 ティラーソン米国務長官は今週予定するモスクワ訪問で、シリアの化学兵器をめぐりロシアに対して強い立場で臨む意向だ。国際的に禁止される化学兵器を用いたとして、トランプ政権は7日、シリアのアサド政権の軍事基地をミサイル攻撃。さらに次の出方を見守っている。

 ティラーソン国務長官は9日、ABCの番組「ジス・ウィーク」で、ロシアは「化学兵器削減の保証人となることに合意しているのに、それが実現できていないのは私には不可解だ」と発言した。

 ティラーソン国務長官はイタリアのルッカで10日始まる先進7カ国(G7)外相会合に出席後、モスクワでラブロフ外相と会談の予定。シリアの化学兵器については「討議内容の一部になる」として、米国は「既にかなり強い姿勢を打ち出していると思う」と話した。

 シリアに対する米国の軍事スタンスについてティラーソン国務長官は、ミサイル攻撃以外に変更はないとし、アサド政権の行方を決めるのはシリア国民だと言明。政権転覆には「最終的に」米国や国際社会からの軍事行動を含む圧力強化が必要になるかもしれないとした上で、リビアが体制変更後に「大混乱」している例を挙げ、そうした行動は望ましい選択肢とはいえないとも付け加えた。

 ティラーソン国務長官は米国の最優先課題はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)撲滅だとし、「ISの脅威が薄れるか消え去れば、シリア情勢の安定化に直接注意を向けることができるだろう」と語った。(ブルームバーグ Todd Shields、Ros Krasny)

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