「人とは何か」を常に思考の真ん中に サローネで再認識したこと (1/3ページ)

【安西洋之のローカリゼーションマップ】

 毎年開催されるミラノサローネ国際家具見本市が4月4日から6日間に渡って行われた。343,602人の入場者を記録した、と主催のFLAエベンティ社から最終日の晩に発表があった。

 このイベントを核に市内でおよそ500のイベントも行われ、フオーリサローネ(「サローネの外」の意)としてサローネの動員者数以上の人が動いている。街を歩いている人のカウントなので、あくまでも推定の数しかない。50万人は下らないはずだ。

 街のイベントはインテリア関係に限らないクルマから食まであまりに幅広い。とにかく感度のよい人たちが集まり、発信力がある人たちも多いということになっているので、ここをビジネスチャンスとして狙う企業や団体がここぞと集まってくる。

 すると残念なことに、見る人たちも本来の趣旨とは関係ないレベルで批評をし合うようになる。

 本来、イタリアの家具産業の輸出促進のイベントであり、そこにライフスタイルや色やカタチなどのデザインの動向が見えることに意義がある。デザインの動向は次のような順序で進む。アート→テキスタイル→ファッション→雑貨→家具→家電→バイクやクルマである。

 言うまでもないが、全てが将棋倒しのようにトレンドが動くわけではない。が、試作品のコストや各分野の市場環境や特徴が、およそこうした順序に表れる(雑貨とクルマの試作品の制作にかかるコストを比較してみるとよい)。

 イタリアはこれらの分野を産業として抱えているから、一つの窓から全てが覗けるメリットがある。

ヒントや「掘り出し物」を見出すに好都合

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