【ジャカルタレター】空港までの大渋滞、連絡鉄道で打開 (1/2ページ)

2017.4.19 05:00

混雑するスカルノ・ハッタ国際空港=首都ジャカルタ郊外(ブルームバーグ)
混雑するスカルノ・ハッタ国際空港=首都ジャカルタ郊外(ブルームバーグ)【拡大】

 ジャカルタ郊外のスカルノ・ハッタ空港は、世界各国の主要都市を結ぶ国際空港として、また国内の各都市を結ぶ拠点空港として重宝され、1日の利用客は15万人に及ぶ。空港内は、多くの人々で日々、ごった返している。

 各路線の増便、格安航空会社(LCC)の発着専用ターミナルの増設など、受容能力の拡大を図っているものの、国内線の混雑が特に激しい。滑走路混雑のため着陸できず、空港上空で回旋し、次の便も遅延になるという悪循環が続き、時間通りの運航はまれといっていい。

 また、空港とジャカルタ市内の道のりは、信じられないほどの交通渋滞に悩まされる。早朝便を利用する場合はジャカルタ中心部から45分で空港に到着することもあるが、日中は3時間に及ぶこともある。雨の日やラッシュアワー、祝日の前日ともなると、大渋滞で到着時間が予想できない。

 ◆車両は韓国製

 打開策として期待されているのが、空港連絡鉄道だ。今年7月にようやく完成すると発表された。

 空港からジャカルタ・マンガライ駅までの約36.3キロを54分で結ぶ予定の空港連絡鉄道は、1日に約3万3000人の利用が見込まれる。運営は、民間企業のレールリンクが一手に引き受ける。同社は、すでにスマトラ島北部のメダンで空港連絡鉄道を運営しており、ジャカルタでもメダンとほぼ同じ運賃の1人約10万ルピア(約820円)を予定しているという。ジャカルタの空港連絡鉄道で使われる車両は、メダンと同様に韓国の宇進産電が納入する計画だ。

 レールリンクは今年、ジョクジャカルタ市とソロ市でも空港連絡鉄道の建設に着手するという。また、西スマトラ州のパダン市で進められている空港連絡鉄道の建設は終盤に差し掛かり、今年中の開業を目指している。

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