JPX、関西にバックアップ拠点移転へ

2017.4.21 05:00

 日本取引所グループ(JPX)は20日、広域災害が起きた場合の対応策を発表した。関東にある株式売買などのバックアップデータセンターを2021年度以降に関西へ移転する方針だ。売買を停止する基準も緩め、できるだけ取引を続けられるようにする。JPXは東京証券取引所や大阪取引所を傘下に持つ。両取引所とも普段の取引で使うメインデータセンターと、バックアップデータセンターは関東にある。首都直下地震では電力不足で両センターとも稼働できなくなる懸念がある。現行システムの更新時期に合わせ、バックアップ拠点を関西に移す方向だ。大災害によるシステムトラブルなどで取引に参加できない証券会社が多くなって、公正な価格形成が難しくなった場合に売買を停止する基準も見直す。

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