東証続伸、欧米株高を好感 北朝鮮にらみ神経質な展開

 25日午前の東京株式市場は前日の欧米株高を好感する買い注文が先行し、日経平均株価(225種)は続伸した。ただ東アジアの軍事的な緊張を嫌気する売りが出て前日終値を下回る場面もあり、北朝鮮情勢をにらむ神経質な展開となった。

 午前10時現在は前日終値比61円49銭高の1万8937円37銭。東証株価指数(TOPIX)は6・27ポイント高の1509・46。

 5月のフランス大統領選決選投票で親欧州連合(EU)のマクロン候補が勝利することへの期待感から、前日の欧米株は主要な株価指数が軒並み上昇した。この流れを引き継ぎ、東京市場も買いがやや優勢だった。