訪日中国人旅行客が日本で買い物をする際に、偽物を買わされる心配がほとんどないというのが、彼らにとって日本旅行の魅力の一つでもあるようだ。経済協力開発機構(OECD)の調査によると、世界で流通している偽ブランド商品の6割が中国で製造されている。
中国ではATM(現金自動預払機)からも偽札が出るといわれるくらいで、偽物をつかまされないよう常に神経を張り詰めていなければならない。そのため本来楽しいはずの買い物で疲れてしまうことが多い。
中国では消費者を保護するために「消費者権益保護法」が制定されている。この法律では「事業者の立証責任」を重くするなど、消費者保護の観点から制度が設けられているのだが、これを逆手に取って偽物販売業者を脅して金を奪う「ニセモノバスター」が現われるなど、消費者保護による「弊害」も生じている。
偽物ブランドとまでいかなくても、オリジナルを模倣・改造したものが多いのも中国の特徴だ。ただ単に「モノマネ」と侮れないものも増えている。高速鉄道もその一つではないだろうか。