フィリピン、経済好調で航空旅客数10%増 混雑解消が課題 (1/2ページ)

フィリピンの空の玄関、ニノイ・アキノ国際空港の待合スペース=マニラ首都圏(ブルームバーグ)
フィリピンの空の玄関、ニノイ・アキノ国際空港の待合スペース=マニラ首都圏(ブルームバーグ)【拡大】

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 フィリピンは、好調な経済を背景に航空機の利用者が増加している。豪シンクタンク太平洋航空センター(CAPA)によると、フィリピンの2017年の航空旅客数は前年比で10%増加し、5000万人を突破する見通しだ。3年連続の2桁増で、急成長が続く東南アジアの航空市場ではベトナム、ミャンマーに次ぐ勢いだという。現地紙ビジネス・ワールドが報じた。

 CAPAは3月に発表した報告書で、フィリピンの16年の経済成長率が東南アジア地域でトップとなる6.4%を記録し、航空旅行客数は前年比10%増だったと指摘した。この流れが17年も続き、航空旅客数が伸びるとみる。

 フィリピンの航空旅客数はここ数年、堅調な増加を続けている。15年は前年比10%増の4200万人で、内訳は国内線が同9%増の2200万人、国際線が11%増の2000万人だった。16年の政府公式統計は出ていないが、CAPAは16年1~6月期のデータや空港発表の実績から、16年が4620万人、17年が5080万人と推定した。

 今後の課題は、旅客数ベースで国内線の9割、国際線の8割を受け入れている空の玄関、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の混雑だ。