【マネー講座】《外貨の活用》(3)〈外貨投資のメリットは?〉資産運用の方法として (1/4ページ)

 「外貨投資」という言葉を耳にした時、みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか? 「外貨での投資って、どうすればいいんだろう?」「外貨って、米ドルやユーロ以外にはどんなものがあったかな?」「外貨投資って、リスクが高そう…」など、ネガティブなイメージを思い浮かべる方が多いかもしれません。一方で、昔と比べて投資信託などを通じ、日本に住みながら海外の金融商品に投資できる機会が増えました。既にお手持ちの金融資産の中で、外貨での投資を実施されている方もいらっしゃると思います。(SMBC信託銀行 合澤史登)

 私たちは日本で生活をしていますので、日常使っている通貨は日本円です。しかし、前回の記事で触れたように、長引くデフレの余波を受けた円資産の運用だけでは、リスクを取っても報われない可能性があります。また、日本の経済は為替相場の動きに大きく左右され、円資産だけに投資していた場合、円そのものの通貨価値の変動にさらされます。今の日本は低出生率に伴う人口減少が続くなど様々な要因を背景に他の先進国に比べて経済成長率が伸びない時期が続くなど、今後円の価値が損なわれる可能性が高まっています。そのため、資産の一定割合を常に外貨の資産で運用することには、大きな意義があります。

 今回は、資産運用の一つの方法として、「外貨投資」のメリットをお伝えできればと思います。

「外貨投資」により、投資の選択肢が広がります

 メリットの1点目として、投資できるファンドの選択肢の多さという点から外貨投資について説明します。例えば不動産やヘッジファンドなどオルタナティブ投資では、円建てと米ドル建ての投資可能なファンドの種類や数が格段に違います。それは、米ドルは世界の基軸通貨として盤石の地位を誇る通貨だからです。

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