【投資講座】《外貨の活用》(3)〈外貨投資のメリットは?〉資産運用の方法として (2/4ページ)

2017.5.1 06:00

 基軸通貨である米ドルを取引に利用している国・地域は多く、日本円を含む他の通貨に比べて米ドルの流通量が増し、外国為替市場において米ドルの取引シェアは7割近くを占めています(BIS調査、2016年10月時点)。そして、日常的に米ドルを使う人に向けた資産運用サービスを提供する会社は非常に多く、結果として円建てでは難しくとも米ドル建てでは投資が容易な資産が多く存在します。

複利効果は、資産運用に大きな影響を与えます

 メリットの2点目は、「マイナス金利政策が採用されている日本に比べ、アメリカをはじめ日本よりも高金利を維持している国が多い」ため、長期間での投資を考えた場合、相対的に低金利が続く円に比べそれらの外国通貨では複利効果が大きいということです。

 日本では、昨年2月に日本銀行がマイナス金利政策を導入し、その後、住宅ローン金利や預金金利は過去最低水準まで低下しました。私たちにとって、お金を借りるときは当然金利が低い方がよいのですが、逆に投資をする時にはこの低金利が資産運用の足かせとなりす。

 1000万円を複利運用したシミュレーションでは、年率5%の利回りで20年間複利運用をした場合の資産残高は2653万円まで増加します。一方、年率1%の利回りで同じ期間複利運用をした場合の資産残高は1220万円となり、その差は1433万円にのぼります。もちろん、高金利の背後にある投資のリスクを考え合わせる必要がありますが、複利効果の恩恵をより大きく受けるには、より金利の高い通貨で運用する方が望ましいと言えます。

複利効果で損益分岐レートも下がる

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