シェア自転車利用で渋滞緩和 1~3月期の交通分析 (2/2ページ)

2017.5.9 05:00

北京市朝陽区にあるオフィスビル群「望京SOHO」の前に置かれたシェアリング自転車(中国新聞社)
北京市朝陽区にあるオフィスビル群「望京SOHO」の前に置かれたシェアリング自転車(中国新聞社)【拡大】

 さらにシェア自転車の利用が特に多いエリアでは、道路渋滞の緩和が著しい。1線都市の自転車利用開始地点と終了地点のデータに、高徳地図の交通ビッグデータを合わせて分析すると、北京、広州、深センのシェア自転車活発利用エリアで、ウイークデーの1日を通じた渋滞遅延指数が前年同期比でそれぞれ、7.4%、4.1%、6.8%減少し、週末や祝日はそれぞれ1.8%、1.4%、7.1%減少していた。

 このほか、京津冀(北京市・天津市・河北省)地域の一体化発展に伴った道路状況の変化も生じている。統計によると、北京の周辺地域から北京への通勤時間は一般に75分から80分程度だが、北京からの直線距離で最も近い河北省三河市西市区燕郊鎮からが最も速いとはかぎらない。これは燕郊から北京に通勤する人が増えて渋滞が悪化しているためだ。同鎮全域の渋滞遅延指数は2.6に達し、早朝の午前5時には既に渋滞が悪化、夜は午後10時になってもひどい状態が続いているという。(北京青年報=中国新聞社)

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