グーグル、車載情報システム開発加速 初の対話型AI搭載 (1/2ページ)

 車載情報システムの開発競争が加速している。米グーグルは15日、基本ソフト(OS)「アンドロイド」を採用した車載情報システムをスウェーデンのボルボと独アウディの自動車に搭載すると発表した。ハイテク大手の参入が相次ぐ市場で、存在感を強めたい考えだ。

 アンドロイドを採用したシステムでは「グーグルマップ」や音楽配信サービスの「スポティファイ」といったメジャーなアプリが使用できる。車の座席位置や車内温度の調整も可能だ。車載情報システムとしては初めて、対話型人工知能(AI)「グーグル・アシスタント」を搭載し、運転中に音声で情報検索や道案内を頼んだり、電話をかけたりすることができる。

 17日から開催される開発者向け年次会議「グーグルI/O」では、アンドロイドOSを搭載したアウディのスポーツ用多目的車(SUV)「Q8」とボルボの「V90」を展示する。アンドロイドのエンジニアリング担当バイスプレジデント、パトリック・ブレイディ氏は「将来的にはアウディとボルボの全車種にアンドロイドを搭載させる可能性もある。他の自動車メーカーも視野に入れている」と語る。

アップルもOS開発に取り組んでいる